大阪から名古屋に行くのにはほとんどの方が新幹線を利用されていると思います。
新幹線が最も最速なので、当然でしょうね。
ただ所要時間以外を考慮に入れるなら、他にも方法はいくつかあります。
- JRの在来線を乗り継いで行く。
- 近鉄特急のアーバンライナーを利用する。
- 近鉄の普通列車と急行を乗り継いで行く。
それぞれ見ていきたいと思いますが、まずは最速の新幹線を利用する方法から見ていきたいと思います。
目次
新幹線を利用して名古屋まで行く
新幹線を利用する場合は、大阪側は当然新大阪駅から乗ることになります。
所要時間は最速の約50分で、他の交通手段と比較して段違いに早いです。
ただし料金も他に比べてかなり割高な6560円です。
料金よりも速達性重視なら迷わず新幹線利用が賢い選択ですね。
大阪から名古屋までJRの在来線を乗り継いで行く
次にJR大阪駅からJR名古屋駅までJRの在来線を乗り継いで行く方法も見ていきたいと思います。
JR大阪駅から名古屋駅まで在来線を乗り継いで行く場合には、1回もしくは2回乗り換えが必要になってきます。
JR大阪駅から米原駅のみ1回の乗り換えの場合
1回の乗り換えの場合はJR大阪駅から新快速で米原駅まで行って、米原駅から新快速(豊橋行き)に乗り換えて名古屋まで行きます。
JR大阪駅-米原駅間の所要時間は約1時間25分になります。
米原駅-名古屋駅間の所要時間は約1時間10分程です。
JR大阪駅から米原駅と大垣駅の2回の乗り換えの場合
2回の乗り換えの場合はJR大阪駅と米原駅の間は新快速(米原行き)を利用します。
JR大阪駅-米原駅間の所要時間は約1時間25分です。
次に米原駅から次は大垣駅まで普通電車(大垣行き)で行くことになります。
米原駅-大垣駅間の所要時間は約35分です。
最後に大垣駅から快速(豊橋行き)に乗って名古屋まで行くことになります。
大垣駅-名古屋駅間は約30分です。
トータルで考えると?
トータルの所要時間は乗り換え時間も含めると2時間35分~2時間40分にもなってしまいます。
ただ料金は新幹線の約半分の3350円です。
つまり新幹線は在来線の約3分の1の時間で済むけど、料金は在来線の倍近く掛かるということですね。
これをどう見るかですが、在来線はその所要時間以上に乗り換えの回数もネックになりますね。
近鉄を利用して大阪難波から名古屋に行く
これまではJRの在来線と新幹線の比較をしてきました。ここからは大阪の私鉄である近鉄を利用する場合を見ていきたいと思います。
大阪側は近鉄の大阪難波駅から利用します。
近鉄を利用して名古屋まで行く場合には、近鉄特急アーバンライナーを利用する方法と普通列車と急行を乗り継ぎながら行く方法があります。
それぞれ見ていきましょう。
近鉄特急アーバンライナーを利用して名古屋に行く場合
大阪難波駅から名古屋まで行くには、近鉄特急アーバンライナーが乗り換えもなく近鉄名古屋駅まで直通してるので一番早く着きます。
所要時間は約2時間10分です。
料金は4260円です。
流石に新幹線に比べると時間は掛かりますが、乗り換えなしで名古屋まで直通してるので列車からの車窓を楽しみながら乗ることを考えれば悪くはないと思います。
近鉄の普通列車と急行を乗り継いで名古屋に行く場合
近鉄特急アーバンライナーを利用しないで、普通列車と急行を乗り継いで行く場合の所要時間は3時間を超えます。
乗り換えはいろいろなパターンがあるのですが、1例を記しておきたいと思います。
大阪難波-鶴橋-青山町-伊勢中川-近鉄名古屋
上記の例は乗り換えが3回のパターンです。
所要時間は約3時間10分です。
しかし料金は今まで紹介した中では一番安い2360円です。
所要時間や乗り換えの手間を惜しまず、ひたすら料金重視で行くならこのパターンで行くのも良いと思います。
最後に
このように大阪から名古屋に行く場合はいくつか手段があります。
1分でも早く名古屋まで行きたいなら新幹線。
梅田より北側に住んでいて、少しでも料金を安くしたいなら新快速など在来線を乗り継ぐ。
じっくり列車の車窓を楽しみたい方は近鉄特急アーバンライナー。
ひたすら料金を安く済ませたいなら近鉄の普通列車と急行を乗り継いで行く。
このようにそれぞれの用途によって鉄道を使い分ければより賢く利用できますよ。