関空までのアクセス改善にはなにわ筋線か新幹線かそれともリニアか?

関空

前回の記事では大阪都心部から関空(関西国際空港)までの所要時間や運賃の安さなどの側面から考えた最適な交通手段についてお書きしました。

特に新大阪からのアクセスは重要で、現状では特急はるかが一番スムーズにアクセスできる交通手段となっております。

しかし、それでも新大阪からは最短でも50分近くかかり、関空はまだまだ大阪都心部からは遠い印象です。

関空へは早急に、よりスムーズにかつ短時間でアクセスできるようにする必要があります。

今回は現時点で計画や議論がされている交通手段について書いていきたいと思います。

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関空アクセス改善になにわ筋線は必要か?

ずいぶん前から新大阪とうめきた、難波から関空へとアクセスが可能になるなにわ筋線の計画がありました。

JR難波駅も将来のなにわ筋線を見込んでホームの地下化が行われましたが、いまだに実現できていません。

南海難波駅に接続する案も有力なのですが、たとえ実現するにしてもかなり遠い未来になるでしょう。

なぜなら現在うめきたには北梅田駅が建設中で、2023年には新大阪からの特急はるかを停車させる計画があります。(現状大阪の最大のターミナルであるJR大阪駅に特急はるかが通っていないのはおかしな状況です。)

北梅田駅に特急はるかを停車させる計画が近い将来にあるのに、新たになにわ筋線を新設する必要があるのでしょうか?

少々疑問だと私は思っています。

なにわ筋線は関空アクセス改善効果は少ない

現状特急はるかは新大阪-関空を最短48分で結びますが、なにわ筋線ができても40~45分はかかるでしょう。

そのわずかな時間短縮の為になにわ筋線を作るのは非効率だと思うのです。

なにわ筋線建設の為には数千億円の予算がかかると言われています。それだけの予算をかけるにはわずか数分の時間短縮では中途半端だと私は思います。

それならさらにもっと時間短縮効果があるものに予算をかけた方が良いと思います。

より効果がありそうな別の手段も見ていきたいと思います。

新大阪から約20分のアクセスの関空新幹線は必要か?

現在北陸新幹線の新大阪までの延伸計画があり、そのルートが議論されていますが、さらにそれを関空まで延伸しようという議論が出ています。

もしそれが実現できれば新大阪-関空は約20分、天王寺-関空なら約15分で結ばれることになるでしょう。(天王寺に停車させることは個人的にはマストだと考えています。)

同じ予算をかけるならこれくらいインパクトのあることをやってほしいですね。なにわ筋線での時間短縮ではわずか数分なのでインパクトに欠けて、経済効果は薄いと思うのです。

北陸新幹線が関空まで繋がれば北陸方面からもお客さんが呼び込める

そしてこの関空新幹線の一番の効果は北陸方面から乗り換えなしで関空まで行けることです。

つまり北陸からも関空にお客さんを呼び込めることになるので、関空の利用者も増加するでしょう。

現状北陸からはわざわざ首都圏の羽田空港まで行ってから、国際便を利用している方も多いですから。

大阪南部の経済効果も

そしてあまり経済的に活性化していない堺市などの大阪の南部の地域にも大きな経済効果をもたらすことになるでしょう。

大阪南部は東海道新幹線からかなり離れていますからね…。

なので、私の結論は関空新幹線は絶対必要という考えです。

関空リニアは必要なのか?

最後に関空リニアについても書いていきたいと思います。

将来リニア中央新幹線が新大阪まで開通する予定です。「それをさらに延伸して関空まで繋げたらどうか?」という意見もあります。

リニアで新大阪と関空を繋げば最短7分でアクセスできるという試算もあります。大阪の都心部と関空を10分足らずで結ぶということは相当インパクトがありますね。

リニアが関空まで繋がれば首都圏からもお客さんが呼び込める

そして最も大きなメリットは首都圏からのお客様も呼び込めるということです。現在羽田空港はかなり過密な状態で発着枠が足りない状態です。

その発着枠を24時間空港である関空で補い、さらにその関空までリニアを繋げば、首都圏からもかなりのお客様を呼び込めることになると思います。

東京から関空まで1時間ちょっとでアクセスできるのですから、それほど遠くありません。

関空リニアは実現するのは遠い?

しかし、中央リニアが大阪まで延伸するのは今のところ2045年で、短縮したとしても最短で2037年になるでしょう。

しかもJR東海のコンセンサスを得るのは相当難しいでしょう。もし実現するにしても相当遠い未来だと思います。

関空リニアは実現可能なら、私はしてほしいとは思いますが、今のところはより実現しやすい関空新幹線の実現を期待したいですね。

最後に

今回は関空までのアクセス改善策として計画や議論されているなにわ筋線、関空新幹線、関空リニアなどについて書いてきました。

私は比較的近い未来に実現できる可能性が高い関空新幹線に一番期待しています。

将来的に関空まで安価な運賃で済ませたい方はJRの在来線や南海、リムジンバスなどを利用すると良いでしょう。

一方、経済的に余裕があって少しでも早く関空までアクセスしたい方は新幹線などの高速鉄道を利用するという風に分けられると交通手段にメリハリがついて良いと私は思いますね。

関空の活性化が大阪、そして関西の活性化の肝になると思うので、応援したいですね。

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